【実例あり】外構45年のプロが選ぶ!オススメ外構エクステリア設備5選

2022.06.27

▼動画で分かりやすく解説!!!▼

1.窓の開閉可能なガーデンルーム

1つ目は窓の開閉可能なガーデンルームです。

みなさん一度は見たことがあるのではないでしょうか?

ガーデンルームとは屋根や壁がガラス貼りのお庭に面して作られている部屋のことです。

ガーデンルームのメリット

雨が降っても洗濯物が気にならない

洗濯物を干してもお昼に突然の土砂降りになり洗濯物がびしゃびしゃ

でも共働きだから日中は家に誰もいないからどうしようもない…..

そんな悲惨な出来事は一度や二度じゃないはずです。

ガーデンルームがあればそんなこともなくなります。

洗濯物を干す際に雨を考えなくてよくなるのはすごく大きいことですよね。

黄砂、花粉、PM2.5などから衣類を守る

黄砂や花粉に敏感な人にも良いかと思います。最近ではPM2.5も話題になり大気汚染に敏感になっている方も多いかと思います。お子さんやご家族の安全を守るためにも非常に役立ちます。

また、今回オススメしている設備は「窓の開閉可能なガーデンルーム」です。窓の開閉ができることでお家とお庭の中間的役割を担うことができます。例えばBBQをお庭でするときにガーデンルームでBBQを楽しむこともできます。

ガーデンルームは大きく分けて2種類

ガーデンルームには大きく分けて2つあります。

それが、洗濯物特化型(引き違い窓)お庭特化型(折りたたみ戸)になります。

洗濯物特化型(引き違い窓)

1つ目の洗濯物特化型(引き違い窓)ですが、「とにかく利便性があればいい」、「洗濯物干しに使えればいい」という方向けの商品になります。

洗濯物特化なので無駄なものはなくシンプルで機能性重視のデザインになっています。

こちらのメリットはやはり安いこと。もう一方のお庭特化型(折りたたみ戸)と比べると半分程の値段です。

またこういったルーバー窓、ガラリ窓などのオプション、物干し竿を引っ掛ける部分でもこんなにオプションがありカスタマイズしやすいこともメリットになります。この洗濯物特化型は引き違い窓と言われるよくお家で見るような窓の種類を採用しています。

お庭特化型(折りたたみ戸)

2つ目のお庭特化型(折りたたみ戸)ですが、お庭にゆとりがありオシャレにしたいという見た目重視の方向けになります。もちろんお値段も高くなってしまいますが、先ほどの洗濯特化型には木目調のものなどございません。シンプルな作りのものがほとんどですが、お庭特化型は木彫のフレームがあったり、見た目にこだわったオプションがございます。

これはステンカラーのベースを選びながら、プラス板は木彫にするなど、こういったオシャレなガーデンルーム仕様にすることができます。

また、お庭特化型で採用されているのは折りたたみ戸と呼ばれるものです。パタパタと引いて開くタイプのもので、フレームが一方に残ることがないので解放感は抜群です。

オススメのメーカー商品

洗濯特化型:三協アルミの「晴れもようwith」

まずは洗濯特化型なら三協アルミの「晴れもようwith」ですが、私の会社で本当によく売れています。コスパが良く、サイズ、床材のバリエーションも豊富なシリーズになっています。

お庭特化型:三協アルミの「ハピーナリラ」、LIXILの「GF」

三協アルミの「ハピーナリラ」
LIXILの「GF」

そして、お庭特化型なら三協アルミの「ハピーナリラ」、LIXILの「GF」になります。

基本的にどちらかと言うと、洗濯特化型のガーデンルームの方が売れる数は多いですが、オシャレにしたいという方にはこの2つのシリーズが人気です。高級感のある木目調、お庭をオシャレにするデザインが洗練されております。

あと、今回両方三協さんをオススメしたのはサイズバリエーションが割と多いからなんですね。

三協さんは5種類、LIXILさんだと3種類のサイズバリエーションになってます。

実際お庭のサイズは各家庭で異なるのでサイズバリエーションが多いのは結構助かります。

フジジュウの施工事例

次に実際に私アリスの会社で施工した事例をみていきましょう。

まずは洗濯特化型のガーデンルーム。メーカーは先ほど紹介はしていませんでしたが、大仙というメーカーになります。

このお客様のお家は元々アルミテラスがついていたそうなんですが、急な雨で洗濯物が濡れてしまうのでサンルーム(ガーデンルーム)を検討されました。

土地も広かったため今後のことも考えて大きめのサイズをチョイスされました。

みなさん、いかがでしょうか?洗濯物特化なので少しチープな作りかと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、頑丈そうで洗濯物干し以外でも活用性アリそうですね!

また、年配の方なのでサッシと同じ高さにして段差をなくし楽に洗濯物を干せるスペースにしてます。

広くしたので近くのお友達を呼んで正面のお庭を見ながらお茶会もしたいと言われていました。

お次は、お庭特化型になります。

こちらは先ほど紹介した三協アルミの「ハピーナリラ」になります。

旦那さんと奥さん、子供2人の4人家族のご家庭です。

共働きで子供が遊べる時間が少ないと言うこともあり、子供と遊べる空間が欲しかったとのことでお庭特化型にされました。これ見ていただけると分かるかと思いますが、隣に駐車場(カーポート)があるので雨の日、駐車場から荷物をおろしてそのまま濡れずにガーデンルームから入ることができる設計になっているんです。また洗濯物干しとしての空間だけでなく、机を置かれていますが子供の遊び場としても使っていただいています。

あと、玄関ポーチからそのまま行けるようにタイルテラスにして高さを玄関と合わせつなげていたりなど、お家の動線に合わせて作らせていただきました。

施工費用

種類洗濯物特化型ガーデンルームお庭特化型ガーデンルーム
施工費用(合計)〜100万円100〜150万円
資材費40〜45万円(定価だと70〜80万円)75万円(定価だと100万円)
施工人件費10〜15万円10〜15万円

洗濯特化型の場合は合計〜100万円を見込んでおきましょう。

材料費は40〜45万円(定価だと70-80万円)、施工費用は10-15万円が相場になります。

そしてお庭特化型の場合は合計100〜150万円あたりになるかと思います。

材料費は75万円(定価だと100万円)、施工費用は10-15万円が相場となります。

お庭特化型の場合は床材が必要になってきますのでガーデンルーム本体とその施工費に加えて、床の施工も必要になってきます。

2.定番タイプのカーポート

2つ目にオススメしたい商品はカーポートになります。

カーポート?そんなのオススメされなくても知ってるよ!という方が多いと思いますが、特別な理由がない限りカーポートは設置していただくのがよいかと思います。

カーポートとは写真のような屋根と柱で構成された簡易的な車庫のことです。

カーポートのメリット

  • ・車を乗り降りする人が雨に濡れにくい
  • ・紫外線から車体の色あせを防ぐ
  • ・鳥のフンや熱による汚れから車を守る
  • ・太陽の熱による車内の温度上昇を抑える
  • ・車に霜が降りるのを防ぐ
  • ・積雪から車を守るなど

カーポートの種類

カーポートの種類は多種多様にありますが、メインで売れているものはかまぼこ型と言われる屋根が緩やかなアーチ状になっているものとフラット型と言われる平らな構造になっているものの2つになります。

その他に、実はカーポートの柱を一部伸ばしたりもできますし、

柱も1片側のみのものもあれば、両面支持タイプのものがあったりしますが今回は割愛させていただきます。

オススメのメーカ商品

かまぼこ型:三協アルミの「カムフィエース」、LIXL「ネスカ」

三協アルミの「カムフィエース」
LIXL「ネスカ」

正直こう言った低価格のカーポートは各メーカー機能や価格面ほとんど変わらないと言った印象です。

業者によってLIXLが強いよか三協が強いとかある感じです。

三協アルミの「カムフィエース」、LIXL「ネスカ」を出しましたが、料金面で言うとネスカの方が定価でみると若干安いです。そして、耐風圧強度というどれだけ強い風に耐えられるかと言った数値では、、LIXL「ネスカ」が38m/s、三協アルミの「カムフィエース」が42m/s。若干三協の方が風に強くて頑丈と言った感じでしょうか。

フラット型:三協アルミの「スカイリード」

スカイリードは写真を見ていただいたらわかるかと思いますが、横骨がないんですね。

横骨がほとんどないかわりに縦のフレームが太くなっています。他のメーカーで横骨がここまでないのはありません。

下から見るとすごくシュッとまとまった外観になります。

施工事例

次に実際に私アリスの会社で施工した事例をみていきましょう。

こちらは先ほど紹介した三協アルミの「カムフィエース」になります。

この2つのご自宅共に玄関がすぐ横にあります。カーポートを設置したことで、雨の日でも玄関からお車まで屋根がついており、濡れないで移動できる動線ができています。

施工費用

種類1台用カーポート2台用カーポート
施工費用(合計)15〜20万円30〜40万円
資材費11〜15万円(定価だと20〜25万円)25万円〜30万円(定価だと50〜60万円)
施工人件費4〜5万円6〜7万円

1台用だと15-20万円程、2台用だと30-40万円程になります。

カーポートは他のエクステリア商品と比べて数量が多く出る商品になるため、フジジュウだと定価から50%offで販売しています。もちろん他の外構会社も同じくらい値引きができる所もあるかと思いますのでカーポートは値引きしやすいことを覚えておくとよいかもしれません。

3.デッキ系(ウッドデッキ、樹脂デッキ、タイルデッキ)

3つ目にオススメしたいのはウッドデッキなどのデッキ系になります。

先ほどのカーポートとかと比べると生活に絶対必要とまではいかないものの、これから何十年も住むお家の時間を豊かにするアイテムになります。

特にペットや子供などをお持ちの2人以上の家族世帯にオススメです。

デッキ系でも一番有名なのがウッドデッキでしょうか。

ウッドデッキは主に建物の側面に設置された木製の高床のエリア・エクステリアになります。

BBQや子供のプール、くつろぐスペースなどに利用することができます。

デッキの種類

ウッドデッキは木材ですが、デッキ系は木材の他に樹脂とタイルがあります。

木材(ウッドデッキ)

木材は本物の木なので質感がしっかりしており温かみがあります。

年月と共に色合いも変化していきますのでその変化も楽しむことができます。

しかし、木材は長年使うと腐敗をしてしまいますし、定期的なメンテナンスが必要なため面倒臭い部分もあります。

樹脂デッキ

木材のデメリットを克服していいとこ取りをしたのが人口木と言われる樹脂デッキになります。

樹脂デッキはその名の通り樹脂でできた床材になります。木目調の樹脂を使えばウッドデッキのような色合いを楽しみながら腐ることがありません。また、木材は木のトゲが出てしまうためお子さんの指に刺さったりする心配もありますが、樹脂デッキならそんな心配がありません。

タイルデッキ

3つ目はタイルデッキです。コンクリートなどの土台の上にタイルを貼りつけて作っていきます。床が汚れても水洗いで汚れがとれるので掃除が楽ちんです。タイルなので耐久性にも優れており本当に丈夫です。ただ、タイルデッキは構造上デッキとサッシに段差ができてしまいますのでコケちゃうのが心配な方は段差が問題ないかしっかりチェックしてください。

オススメのメーカー商品

ウッドデッキ:ハードウッド

まずウッドデッキなら「ハードウッド」を選んでください。

この「ハードウッド」というものは硬く、抜群の高耐久性を持った天然木のことを指します。

一般的な木材と比べて料金が高くなりますが、ハードウッドを選ぶことをオススメします。

普通のものだと木材の材料費に防腐塗料をしたり定期的なメンテナンスが必要になってきます。ハードウッドはメンテナンスがほとんど必要ない程本当に丈夫で何十年も使えます。

樹脂デッキ:三協アルミさんの「ひとと木」

従来品
ひとと木

こちらの樹脂デッキは昇温抑制仕様に特に力を入れていて、人口木表層材に遮熱顔料を使用し、

デッキ表面の温度上昇を抑えています。

また束柱(つかばしら)と呼ばれるデッキの足の部分の長さ調整のバリエーションが豊富なこと、木目調の束柱(つかばしら)がある点もオススメです。

料金は1平米あたり3.5万円から設置が可能です。

最後にタイルデッキに関しては1から作る形になりますのでぜひお近くの外構会社さんにお問合せしてみてください。

施工事例

次に実際に私アリスの会社で施工した事例をみていきましょう。

こちらは私の会社で施工した樹脂デッキの施工事例になります。

このご自宅では元々ウッドデッキを使用して、古くなり腐ってきたので新しいデッキを検討されました。次は腐らないデッキにしたいとの事だったなので樹脂デッキを採用いただき施工いたしました。

これ見ていただけると分かるかと思いますが、ゴルフが好きなご主人様のために庭にパットゴルフ場も併設しているんです。ご主人曰く、ちょっと休憩するときにこのデッキが重宝するそうですよ。

施工費用

お庭の大きさによって変わりますが、20-30万円(2m×4m)を想定されるとよいかと思います。

2m×4mは平均的なご家庭のお庭に設置する場合の大きさかと思います。

タイルデッキと樹脂デッキによって構造が違いますが、どっちも料金的にはあまり大きく変わらないイメージを持ってもらっていいと思います。

4.宅配BOX

現代は共働きが一般的になりコロナもあり宅配BOXはすごい人気です。

私の会社でも宅配BOXは本当によく売れている商品になっていますので気になる方は続きも聞いていただけると嬉しいです。

宅配BOXは不在時でも宅配物を受け取れるロッカー式の設備になります。

捺印が必要配達物の時、今までは不在通知書がポストに入っていて次回の受け取り時間を連絡したりと面倒だったと思います。全ての宅配BOXではありませんが、配達員が自分で捺印ができるような仕組みになっています。捺印が必要な配 達物を不在時でも受け取れるのは非常に助かります。

宅配BOXの種類

先ほども言ったように宅配BOXにはさまざまな種類があります。

バッグのような簡易設置のタイプや置き型と呼ばれる箱タイプのものなどさまざまあります。

ただ簡易宅配BOXの場合は捺印をすることができない、防犯性が弱い、外部刺激(天候や衝突など)に弱いなどの問題もありますが、その部分を気にしないのであれば簡易宅配BOXは非常に安いので手軽に設置することができます。

オススメのメーカー商品

私の会社でよく売れているのはユニソンのヴィコという商品です。

シンプルですが、おしゃれなデザイン性のある商品です。

また他社商品よりも10%程度安いので非常に人気の商品になっています。

施工事例

次に実際に私アリスの会社で施工した事例をみていきましょう。

こちらは先ほど紹介したユニソンの「ヴィコ」になります。

どうですか?すごくおしゃれだし、お家のデザインともしっかり合ってますよね

このお家のご家族はとも働きということで宅配ボックスを採用いただきました。

駐車場を確保したく場所が限られてくるので今回は門柱に埋め込む形にしてスペースを確保ポストと一体型にしてます。門柱を正面にしてますので玄関ドアからすぐ荷物をとれるようになってます。

施工費用

次は相場料金に関して。

一般的に設置も含めて7-15万円程かかるイメージです。

また写真のようなスタンド型にするとプラス6-8万円上乗せされるという感じです。

5.勝手口の屋根

最後にオススメするエクステリア設備は勝手口の屋根です。

雨よけや目隠しに非常に役立つ設備になります。

ゴミ出しをする時やお庭に行く際など生活感のある通り道ですよね。

ご近所と接していて丸見えだとちょっと恥ずかしいなんてこともありますし、生活でよく使う出入り口だからこそ雨よけになる利便性は非常に助かります。

勝手口の屋根の種類

勝手口の屋根の素材やタイプなど本当にたくさんありますが、今回は屋根の素材について説明いたします。

勝手口に使われる屋根の素材で代表的なのが合成樹脂でできたものです。塩ビやポリカーボネートと呼ばれるものです。これらは平板か波板かで分けることができます。

波板は素材の厚さが薄くなっていて、耐久性を補うために波のような形状になっています。

平板は平たい形状をしていて波板と比べると若干高くはなりますが、デザイン的に安っぽさがなくなります。

オススメのメーカー商品

波板:三協アルミのレボリュー

平板:三協アルミのテラーネ

施工事例

次に実際に私アリスの会社で施工した事例をみていきましょう。

こちらは波板テラスを採用した施工事例になります。

ご主人の趣味の道具入れ、勝手口から濡れずに出たいという奥様の希望も兼ねそろえ波板囲いにいたしました。また、道路のそばなので見た目も気にして一部樹脂の目隠しフェンスでおしゃれにゴミ等を隠しています。子供さんも自転車に乗り出したのでドアを引違サッシにして自転車も入れれるようにしました。ドアを開けるときに濡れないようテラス屋根を延長し、ついでにエコキュート等も濡れないようにしており、濡れて故障のリスクをさげるようにしてます。

施工費用

相場としては施工含めて10-20万円をイメージしていただけると良いかと思います。

ただ、写真のような4面を囲い、ドアをつけるようなタイプだと50万円程するので、タイプによって金額に開きがあります。

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