【絶対ダメ!】外構45年のプロがオススメしない外構設備5選

2022.06.27

みなさんこんにちは外構アドバイス犬アリスでございます。

今回は「【【絶対ダメ!】外構45年のプロがオススメしない外構設備5選」ということで説明をしていきます。

45年間この業界に携わり、何万件と施工をしてきました。

その中でも人気のある設備・商品と人気のない設備・商品というものがあります。

外構工事は一度に安いもので10万円前後、高いもので何百万円もの工事になることもあります。

これから外構工事を検討されている方には是非失敗してほしくないと思い45年の経験を記事にさせていただきましたので是非ご覧ください。

▼動画で分かりやすく解説!!!▼

1.過剰すぎる植栽

まず1つ目は「過剰すぎる植栽」です。

お庭をおしゃれに彩るためには、植栽は非常に重要なアイテムです。

芝生や木、花があることでお庭や玄関前が映えますし、お庭に愛着が湧いて楽しいですよね。

ただし、植栽を増やしすぎると手間がかかるのがメンテナンスです。

例えば木の剪定。もちろん木は放っておいたら伸び続けます。

定期的に木の剪定を行い、メンテナンスをする必要があります。

私の会社のある社員を紹介しましょう。その社員のお庭には木をたくさん植えて緑豊かなお庭を家族で楽しんでいます。

しかし、定期的な植栽のメンテナンスをしなければならず、GWのお休みもお庭の松の剪定をしていたとか…..

また、芝生も同様です。専門書によればお庭の芝生は1-2週間に一度のメンテナンスが必要とのことです。芝が伸びすぎると景観もよくないし蒸れて枯れたりすることもあります。

植栽に関しては自分のメンテナンスできる本数を考えて植栽をしましょう。

いろんな意見があるかと思いますが、個人的には子供がいて、共働きの家族の場合、木は2〜3本くらいが良いかと思います。

それ以上になるとメンテナンスの負担が大きくなってしまうことがあります。もちろん日頃からお庭いじりが好きで趣味の時間を楽しんでいる方はそれ以上でも問題ないと思います。

また、メンテナンスを考えて植栽を全くしないのも無機質で寂しいですよね。

玄関に植えるシンボルツリーもメンテナンスを考えて植えない人もいますが、個人的にはシンボルツリーこそあっていいのではないかと思っています。

背が低い玄関のエクステリアに1本2mくらいのシンボルツリーがあれば玄関前が一気に映えます。

シンボルツリー1本にお庭2本くらいの木がちょうどいいのではないかと思います。

ここは個人で意見が分かれる所なので生活スタイルや余暇の時間を考えて植えましょう。

2.あまりにも安すぎる商材

2つ目はあまりにも安すぎる商材です。

エクステリアは高価な買い物なのでなるべく安く済ませたいですよね。

ただし、安かろう悪かろうでは痛い目に会う可能性があります。

例えば、ネットの激安物置とか購入したりしてませんか?

写真では綺麗でいい感じだけど、実物がチープなケースがあります。鉄でできてはいるけど壁が薄い板の物置などがあります。そういった安物は錆びやすく、何かの衝突で凹みやすかったりします。

個人的にはホームセンターなどで販売しているちゃんとしたブランド、例えばイナバ物置などがオススメです。

大小さまざまですが、一般的なサイズだと値段は10万円程でしょうか。

ただ、ネットでは3万とか5万で売っているケースがあります。

強度や見た目、耐久年数も変わってきますのでイナバ物置などしっかりしたブランド・商品が無難かなと思います。

また、ホームセンターオリジナルの物置にも注意が必要です。

ネットと同じくらいに安い物置がおいてあります。

こちらも同じように壁が薄い場合があります。

安いものには安いなりの理由があります。

3.天然木(枕木・ウッドデッキ・ウッドフェンス)

3つ目は天然木です。

天然木とは写真のような枕木や、ウッドデッキ、ウッドフェンスなどの木材のことです。

こちらも1つ目の植栽と同じくメンテナンスが非常に手間がかかってしまいます

定期的な掃除や防腐剤の塗布などのメンテナンスを施して維持をさせる必要があります。

うまく雨や湿気を避けることができれば、木造建築のように何百年持つこともありますが、ウッドデッキはメンテナンスを怠ると5年もたないなんてこともあるんです。

これももちろん木材の質にもよります。

ただ、こういう商品はメンテナンスをすればするほど愛着が湧いてくるものです。

ウッドデッキも長年上手に維持することができれば木の変化を楽しむことができ樹脂デッキや金属にはない上品な味のあるウッドデッキになります。

メンテナンスの時間があり、お庭いじりが好きな人には向いている商品だと思います。

ウッドフェンスに関しても同様です。

特に腐りやすいのが柱です。

柱は地面に直接触れている部分で水分にずっと触れている状態なんです。

柱が腐ってしまうと、取り替える際、板も取り替える必要があり非常に手間がかかります。

どうしてもウッドフェンスにしたいのであれば、柱はアルミの柱にして板を木材にするのが良いのではないでしょうか。

腐食しやすい部分は木材を避けてメンテナンスがかかりにくいフェンスにすると良いです。

枕木も同様です。枕木があれば雰囲気も出ておしゃれですが、やっぱり腐りやすいんですよね。

5-10年で取り替える必要があり結構面倒です。

もし枕木をしたいのであれば擬木がオススメです。

擬木は木材の型でとった木目調のコンクリート商品になります。

木目色に色付けされているので写真を見る限り非常に木そっくりですよね!

値段は大きさによって異なりますが、場合によっては擬木の方が枕木より安い場合があるので個人的には枕木一択です。

私アリスの会社でも枕木はもう長らく出ていません。

ほとんど全て擬木で代替されています。

4.サイクルポート

4つ目はサイクルポートです。

サイクルポートとは自転車置き場のことです。

写真のような自宅に設置する屋根付きの自転車置き場をみたことがありますか?

これ正直、カーポートで十分なのでは?と思うんですよね。

例えば、2メートル角のサイクルポートは10万円いかないくらいで、1台用のカーポートは12万円から売っています。

少しお金を出せばスペースが2倍近くになるし、車まで置けるようになるんです。

また、サイクルポートはサイズが小さいので、風の強い雨の日は中まで濡れてしまうということがあります。

雨よけでサイクルポートを買う人が多いので、ちょっと無意味な感じがしますよね。

自転車が濡れることやそれによるサビが気になる人は玄関やガレージにスペースを設けて置いておくのが主流です。

または勝手口のテラスを少し伸ばして、自転車のスペースを作るのもありかと思います。

もちろん需要があるため販売されているのでサイクルポートが合っているお家もあるかもしれませんが多くの方はその他で代替ができるのではないでしょうか。

5.安全性の低い商材

最後、5つ目は安全性の低い商材です。

安全性が低いと怪我のリスクがあるのでオススメしません。

特に滑りやすいタイルは気をつけてください。

特に玄関にタイルを敷いているお家があるかと思いますが、安全性は大丈夫でしょうか?

タイルにはツルツルのものとノンスリップのタイルがあります。

安いものだと雨の日滑りやすくなることがあります。

玄関のタイルを節約して安いものにしたばかりに、子供が玄関で滑って頭を打った、なんてこと起こしたくないですよね。

みなさんは雨の日にコンビニの入り口にマットと「滑りやすくなっています」と書かれた黄色い看板をみたことがありますか?

あるコンビニではみなさんおなじみの白いフリータイルですよね。

実は以前、雨の日に店内でお客様が滑って怪我をしたことがあったそうなんです。

それ以降全店舗で雨の日には入り口にマットと「滑りやすくなっています」と書かれた黄色い看板を設置するようになったそうなんです。

滑りにくい商品を最初から選ぶのが大切です。

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